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 1日目 第30番 巌金山 宝厳寺


がんこんざん ほうごんじ





日本一広い湖は琵琶湖です。
琵琶湖滋賀県にあるってあまり知られてないとか。。。。?
その琵琶湖にいくつか島が浮かんでいるのです。
その中の一つ、竹生島(ちくぶじま)
巌金山 宝厳寺というお寺があります。
今日から1泊でそのお寺に行くことにしました。


9:34に家を出て
10:50彦根インターに着きました。
まずはフェリー乗り場に行って船の切符を買おうと思ったのですが
11:02

別に今乗らないのなら特に予約することもないらしく、
先に昼食を食べに行くことにしました。


先日、主人が市内(大阪)でたまたまもらったタウン誌で見つけたお店に行きました。
 
蕎麦屋さん「幸山」です。



 


お蕎麦はふつーに美味しく、
ただ、この天ぷらが珍しいかな、といただきました。



船場までもどるまでの道が混んでちょっと焦りましたが
なんとか12:30の出航までに間に合いました。
  
小ぢんまりした待合室です。


山の上の彦根城をあとにして・・・


フェリーはガラガラ。。。
 
大人一人¥3,300は高いな、と思っていたのですが
これで採算とれるのでしょうか。。。?


13:11
彦根港を出て40分で竹生島に着きました。


昔ながらのお土産屋さん、お店が並んでいます。


あの右手高いところにある建物は
なんだか由緒ありそうな、、、(あいにくの雨で少しボケてしまっています]

これから最後に訪れることになります。


ひぇ〜、165段あるらしい。。




まだまだ・・・


やっと上がりきった左手に本堂(弁才天堂)がありました。
現存の本堂は昭和17年(1942年)に建てられたそうで
鮮やかな柱の色で新しい感じです。


本尊が弁才天像であることということから
本堂弁才天ともよばれていています。



お寺なのに神様がご本尊というのは珍しいですね。
 



御朱印をもらいます。



重要文化財の石塔


説明の看板



語り部さんがいろいろ説明してくださって
この山(島)には神様と仏様が一緒に祀られているということと
平家物語ゆかりの地だということがわかりました。


三重塔、これは平成12年(今から12年前)に建てられたばかりなので
とてもきれい。


説明の看板。


次に進むと下方にこんな古い建物が見えてきました。


これが、
船着き場に着いたときに下から見上げた由緒ありそうな建物、唐門です。
門の奥には続いて観音堂が続いてあります。


唐門観音堂は慶長7年(1602年)に京都東山の豊国廟から移築されたのだそうです。


桃山時代の代表的な建築物です。

この黒い部分は漆が塗られ、
牡丹の部分は極彩色だったそうで
当時はさぞかし華やかな門だったのでしょうね。


唐門は国宝に指定されています。

・・・が、このお札、ちょっとひどいですよね。
このお堂の説明をしてくださった語り部さんも苦言を呈しておられました。


お祀りされている像などは撮影禁止でしたが
その他はOKということでした。

本尊は千手千眼観世音菩薩です。
秘仏なので直接見ることはできません。


この写真の左側が観音堂の正面になるのです。



今からこの渡り廊下を行きます。


観音堂都久夫須麻(つくぶすま)神社本殿を結ぶ渡り廊下、舟廊下です。


説明の看板です。

竹無島を「ちくぶじま」と読み、神社を都久夫須麻と書いて「つくぶすま」と読むのは
何かいわれがあるのでしょうか?


舟廊下の下部です。
舞台造りになっています。

清水の舞台と同じね。


神社を背にして撮ってしまいましたが
この工事中はどこにあたるのでしょうか。
帰りに船から島を見るとこの工事中のシートがやけに目立っていました。


先月買ったばかりのカメラRX100の威力がこんなところで発揮されました。
フツーにお任せモードで撮ったのですが
 


よくわからないまま何か他のモードで撮ったら
なんだかいい感じになりました。


上から見た船着き場です。


14:20
ちょうどいい時間に帰りの船が出ました。

ほら、工事のシートが目立つでしょ?


ずっと曇っていましたが
少し青空が見えてきました。